裏銀座縦走 ②

静かな縦走路・・裏銀座縦走2日目です


◆野口五郎岳・のぐちごろうだけ・富山県/長野県・2,924m◆

◆鷲羽岳・わしばだけ・富山県/長野県・2,924m◆

                                          2009年8月6日(木)


【行動時間 約9時間半(休憩含む)】
烏帽子小屋(5:35)―野口五郎岳(9:05)―水晶小屋(11:55)(12:35)―鷲羽岳(14:05)―三俣山荘(15:10)テント泊





テン場の早い朝
まだ暗い空には無数の星が輝いていました


起きていつも一番最初にすること・・
コッヘルにお湯を沸かしながらバーナーの音を聞きボ~ッと過ごす時間が好きです


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のんびりしているとあっという間に日の出を迎えていました
あわただしくテントを撤収し目の前の赤く染まる三ツ岳への縦走路に向けて出発
ひょうたん池が鏡のように綺麗でした


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テン場から急斜面に見えた道は実際はのんびり緩やかな道でした
左手に表銀座の山々を眺めながらゆっくり登っていきます
槍ヶ岳は・・見えるかな?


(燕岳~大天井岳)
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振り返ると昨日登った烏帽子岳がほんとうに烏帽子のようでした
雲の切れ間から遠くに望めるのは3年前に登った五竜岳?
可憐なイワギキョウがあちこちに咲いていました


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次に雲の中から現れたのは・・


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今回の予定は裏銀座から西鎌を経て槍ヶ岳に登頂後、上高地へ下山するというルート
ここからの最終目的地はすごく遠く見えるけどあそこまで到達出来るのかな・・
そんなことを考えているとその尖峰は再び雲の中に消えていきました


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三ツ岳を過ぎ道はお花畑の中を通って野口五郎岳へ
軽いアップダウンのトラバース道が続きます
雪渓の上を渡る風が天然のクーラーみたいで心地よかったです


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(水晶岳)
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青い屋根が素朴な野口五郎小屋でしばらく休憩
ここには以前テン場があったみたいだけど風でテントが飛ばされる事故があり禁止になったとのこと
周囲には大きな岩がゴロゴロ・・だから野口五郎岳  
だんだんガスが濃くなってきて・・天候は下り坂のようです
小屋から少し登っていくと誰もいない山頂に到着


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ここは本当に銀座?
引き続きほとんど誰も通らない静かな道を水晶岳方面へと向かいます
道は軽いアップダウンでトラバースが多く、岩場の道は注意して通過しました
ガスは濃くなる一方だし、雷が怖い・・


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(水晶岳と五郎池)
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岩場のアップダウンがなかなか楽しい道が続きます
鎖場もあるので注意して通過
やがて登山道は赤茶けた砂礫の階段状の道になり
これを頑張って登っていくと見覚えのある風景に辿り着きました


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ここで昨年歩いた道と繋がりました
ガスの中、その時の風景を思い出しながら食事休憩
小さな水晶小屋は今日も多くの人で賑わっていました


('08 雲ノ平縦走より 水晶小屋と野口五郎岳)
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水晶岳はここからピストンで僅かな距離
だけど昨年登ったばかりだし空模様も気になるので今回はパスすることに
見えない次のピーク、ワリモ岳に向かって水晶小屋を後にしました


('08 雲ノ平縦走より ワリモ岳と鷲羽岳)
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お花畑の中を歩き斜面をトラバースしながら進んでいくと岩苔乗越への分岐に到着
ここから鷲羽岳山頂までの未踏の道はひと登りしてワリモ岳を過ぎ
一旦鞍部に下りてから眼前に迫るような急坂を鷲羽岳へと向かいます
昨年は悪天のためここは回避した区間だけど
通ってみればそれほどの道にも思えなかったりして・・


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(鷲羽岳への登りからワリモ岳を振り返る)
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そして辿り着いた2度目の鷲羽の山頂はやっぱりガスガスでした
鷲羽池越しの槍ヶ岳の展望を楽しみにしていただけにとても残念
また次への宿題を残してしまった・・そう思いながら三俣山荘へと下山を始めると
鷲羽池が一瞬だけ顔を見せてくれました


(「またおいで」って言ってるみたいに)
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ザレた滑りやすい斜面を九十九折れに下りていきます
長い長い下りはそれ以上に長い登り
昨年は雨風強い中、よくここを登ったなぁ・・2度目の道は感慨もまたひとしお
途中で今年初めてのライチョウに遭遇しました


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ライチョウは雨の予兆

その後ポツポツと振り出した雨は今日のテン泊地の三俣山荘に到着したとたんどしゃぶりの雨に
昨年と同じ状況・・雷鳴も遠くで聞こえてきたりして・・

それでも気合のテント設営
翌日の好天を願う長い夜は過ぎていきました








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