奥越の名峰・経ヶ岳

変化のある楽しい登山道・・


◆経ヶ岳・きょうがたけ・福井県・1,625m◆

                                          2009年6月6日(土) 《単独》


行動時間【約4時間40分(休憩含む)】
広域林道登山口(6:50)―保月山(7:35)―釈氏ヶ岳(8:10)―中岳(8:35)―切窓(8:50)―経ヶ岳(9:20)(9:40)―杓子岳(10:30)―広域林道登山口(11:30)




悩まされ続けている週末のお天気

予報は曇りの今日も一抹の期待を持って山へと向かいます
R26で六呂師高原へ向かい、舗装された報恩寺広域林道に入って20分ほどで現地到着
山側にある駐車場(10台ほど駐車可能)に車を止め
そこから北に向かって車道を少し歩くと立派な標柱の立つ保月コース登山口があります


「山頂まで4300メートル」
標識の横から階段を上がり緩やかな杉林を抜けるとすぐにまた急登となります
10分ほどガマンして登っていくとやがて緩やかな傾斜の道となり
白っぽい樹肌が綺麗なブナの林の中を快適に登っていきます


出迎えてくれたのはアダムとイブ
今日もピッタリ寄り添うように・・いつもラブラブな二人


(ブナとミズナラの通称「アダムとイブの木」)
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新緑がとても眩しいブナのトンネルをくぐっていきます
ヒンヤリと心地よいブナの木肌の感触
道はやがて急な登りになったかと思うとポッカリ開けた保月山(1272メートル)山頂
誰もいない山頂で5分ほど休憩して更に東へ


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眼前にはこれから向かう釈氏ヶ岳
湧き上がるガスが今にもその姿を消してしまいそうです
自然と足早になってしまう私・・


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保月山から釈氏ヶ岳にかけてはこのコース唯一の岩場があります
小刻みにアップダウンを繰り返しながら吊尾根のようなところを通って目の前の稜線へ
変化に富んだコースは急な登りもそれほど苦もなくお花を楽しむ余裕もありました (今日は調子がいいみたい)
岩峰は右側から巻きながら登っていきます


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(熔岩が冷え固まった岩・・経ヶ岳は白山より古い火山なのです)
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やがて笹原に囲まれた釈氏ヶ岳に到着
ここから中岳にかけては樹木の無い広々とした笹原の道が続きます
ここの風景が好きで楽しみにしていたのだけど今日は残念
僅かに覗くその穏やかな風景も今にも消えてしまいそう・・


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(チゴユリ)
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(ガスに包まれた経ヶ岳)
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そよそよと涼しい風が吹く笹原の中をしばらく歩いていくと中岳に到着
誰にも会わない一人旅にふと寂しくなって意味もなく鈴をならしてみたり・・

中岳から経ヶ岳にかけては一旦「切窓」と呼ばれる鞍部に約80メートルほど下りてから
山頂までの標高差約250メートルを一気に駆け上がります
立ちはだかるような急坂にもう二度と経ヶ岳には来ないと思ったのはちょうど2年前の今頃
そんなことこの景色を見るまで忘れていたけど・・


(経ヶ岳・・上部はガスの中)
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(ツバメオモト)
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(山頂から一気に落ちる火口壁)
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(その下に広がる火口原「池ノ大沢」)
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2年経った今でもやっぱりここは「激登り」
今日初めてのすれ違いの挨拶も相手の顔を真上に見上げながら
急斜面はとても滑りやすく注意しながら頑張って登っていきました


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切窓からちょうど30分、最後の試練を乗越えようやく広い山頂に到着
「あと5分早ければ白山が見えたんだけどねぇ・・」  (汗

昨日は冠山、明日は能郷白山に登られるというご夫婦は埼玉から来られたとのこと
先にすれ違った2組の方もそれぞれ群馬・三重の方だとか
そういえばここは三百名山だった・・


(白山方面)
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しばらく休憩後、ガスの中にすっぽりと覆われた山頂をあとにしました
登りで滑りやすいと感じた急坂は下りでは滑り台みたいなとても危なっかしい道
何度か転げおちそうになりながらもゆっくりと下っていきます
眼下の景色もすでにガスの中・・


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鞍部の切窓からは火口原の「池ノ大沢」を通って唐谷へと下りていくコースがあります
いつか行ってみたいと思いながら今日も先を急ぐのでそのまま登ってきた道へ
展望はなくても変化のある道がとても楽しい経ヶ岳の登山道
すれ違う多くの方々から「あら、おひとり?すごいわねぇ~」
なんて言われ続けてどう答えていいものか・・


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(仲のいいアダムとイブ・・隣の小木はベビーかな?)
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幻想的なブナの林がとても綺麗です
白山の展望と緑濃く美しいブナの森
奥越の山々は私のお気に入りのホームゲレンデです







(荒島岳からの経ヶ岳 ’09.4月)
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本日のカメラは RICOH GRDⅡ
途中 設定を間違えてました(汗