白山の展望台・鳴谷山

白山の展望と花の山・・


◆鳴谷山・なるたにやま・石川県・1,596m◆

                                       2009年5月30日(土) 《主人と二人》


【行動時間 約5時間25分(休憩含む)】
登山口(7:05)―鎧壁(7:55)―鳴谷山(9:45)(10:25)―鎧壁(11:50)―登山口(12:30)






早朝5時に自宅を出発して白峰へ
手取湖に架かる桑島大橋を渡って左折しほどなく道標のある分岐を右折して百合谷林道へと入っていきます
大嵐山への分岐を左に見送るとその先はウワサに聞く未舗装の悪路
車一台分の幅しかない狭い道をゆっくり慎重に運転しながら終点の鳴谷山登山口へ


車15台ほど駐車可能な広場に一番乗りで到着
周囲を鬱蒼とした樹木に覆われたその奥深さがいかにも白山前衛の山といった感じです
広場最奥の登山口より更に深い森の中へ

画像



画像


ミズナラの新緑がとても綺麗
右手に沢の音を聞きながら柔らかな緑に包まれた緩やかな道を登っていきます
途中で見たミズバショウの葉っぱはすでに巨大化しててびっくり
三段に落ちる滝の音が涼しげです

画像



画像



画像



画像


僅かに残るホンシャクナゲの淡いピンク色が緑に慣れた目にとても新鮮
ミズナラに代わって杉の大木が登山道脇に並びます
「サンカンスギ」と呼ばれる天然杉・・漢字ではどう書くのかな?

画像



画像


大きな木の根を跨ぐと視界は開け鎧壁と呼ぶ岩の斜面をトラバース
雪の無い今ならそれほどでもないけど残雪期ならかなり注意が必要かも
滑りやすい岩棚を過ぎるとその先は湿地帯となり見頃のリュウキンカがとても華やかでした

画像



画像



(リュウキンカ)
画像



画像



画像


もう少し来る時期が早ければリュウキンカとミズバショウのコラボが見事だったはず
今はオバケと化したミズバショウの葉っぱがちょっと恨めしい・・
いくつかの群生地を過ぎ尾根に乗り上げると見えるのは、ガスに包まれた別山・・かな?

画像



画像


やや踏み跡の薄い鬱蒼とした笹藪の中を歩くと雨露で全身びっしょり
雨の後の山は要注意・・解っているのに毎年同じ経験してるような気がします


山間杉・・三間杉・・ひょっとして三巻杉??
怖いくらいに巨大なサンカンスギさん、あなたはいったいいつからそこに立っているのデスカ・・

画像



画像



画像



画像



画像



(ムラサキヤシオツツジ)
画像


濃いピンクのムラサキヤシオツツジが緑に映えてとても可愛かったです
少しずつ展望も開けてきて懐かしい地元の山々が見えてきました

(左・赤兎山(1629m) 右・大長山(1671m))
画像



(何に見える?)
画像



(ミツバオウレン)
画像



(イワカガミ)
画像



(ミツバノバイカオウレン)
画像



画像


笹に覆われた道なき道(道はあるけど)を進んでいくと視界は大きく開け
周囲の山々の景色が目に飛び込んできました
いつもの山も違った方角から眺めるととても新鮮に感じられます

画像



(左から 赤兎山・大長山 右奥は経ヶ岳(1625m)かな?)
画像


草原状の緩やかな道を回り込むように進めば誰もいない鳴谷山山頂に到着
白山を最も近くから眺められるというこの鳴谷山も今日はご機嫌ナナメみたい・・

(正面にはデッカイ白山がドカンと見える・・はず)
画像



画像


それでも休憩中、白山はちょっとだけ顔を見せてくれました
もう雪もかなり融けてしまってマダラ模様の白山
今季目標にしてた白山での山スキーも機会を失ってしまったけど来季こそは
白山にはこれまで以上にお世話になることが多くなりそう・・

画像



画像



(左・大汝峰  右・御前峰)
画像


見慣れた白山も違う角度から眺めるととても新鮮
居合わせた方々と垣間見る白山の姿に喜び合いながら
再びその姿がガスの中に消えるまでじっとその方向を眺めていました

画像



(対岸の尾根に咲く立派な花はシャクナゲだろうか・・?)
画像


復路は往路を忠実に辿っていきます
途中すれ違う多くの方が白山の展望を気にしている様子
「きっと大丈夫ですよ!」

画像



(イワウチワ)
画像



(ミツバノバイカオウレン)
画像



(ショウジョウバカマ)
画像



画像



画像



(花期を終えたミズバショウの葉っぱは巨大化・・)
画像



画像


リュウキンカの咲く湿地帯を過ぎ鎧壁を慎重に抜けると登山口まではあと僅か
左手に爽やかな沢音を聞きながら緑の中を歩いていきます
鳥の鳴声に混じって聞こえてくるのは・・蝉?
季節は確実に夏へと向かっているようです

画像



画像


新緑の眩しい季節
リュウキンカの鮮やかな黄色と透き通った緑が印象に残る今日の山でした







サンカンスギは「三冠杉」と書くのだそうです。。