晩秋のチブリ尾根より初冬の別山へ <前編>

秋から冬へ・・季節の移り変わりを感じながらの山歩き



◆別山・べっさん・石川県/岐阜県・2,399m◆

                                         2008年11月9日(日) 《単独》



【行動時間 約8時間20分(休憩含む)】
市ノ瀬(6:30)―チブリ尾根避難小屋(9:05)(9:20)―御舎利山(10:45)―別山(11:05)(11:15)―御舎利山(11:35)―チブリ尾根避難小屋(12:30)―市ノ瀬(14:50)





市ノ瀬に車を停め車道に立つ道標の矢印に従って林道へと入っていきます
紅葉まっさかりの周囲の景色を眺めながら道なりにしばらく歩いていくと右手に登山口の看板
その長い尾根は広い樹林帯の緩やかな登りで始まっていました

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葉っぱを落とした明るく静かな森の中に川のせせらぎが優しく響きます
カツラの木の甘い香りがとてもいい匂い
歩きやすい癒し系の道は抱いていたイメージとはちょっと違う雰囲気・・

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次第にあたりは落葉しきったブナの原生林になりその樹間から白山が見えました
今日は曇り空で諦めていたけれど・・もうしばらくこのまま持っていてくれないかな

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ほぼ東に向かっていた道は南へと向きを変えながら山腹をトラバース
やがて先週登った赤兎山とその右手に大長山が雲の上に浮かんでいるのが見えました

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その後ふたたび道は東の方角に向きを変え笹原の間の道を登っていきます
正面には別山、左手には白山を眺めながら歩く緩やかな尾根道
そういえばこれまで急登らしい急登は無かったような・・

(別山)
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(白山)
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急に目の前に現れた小屋にビックリ
登山口からここまで誰にも出会うことなく登ってきました  (ちょっと怖かった・汗)
小屋横の石段に腰掛けて白山を眺めながら今日はじめての休憩
遠くの方からかすかに鈴の音が聞こえてきてホッと一安心・・

(左・白山釈迦岳  右・白山)
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避難小屋をあとにした頃から登山道に雪が現れ始めました
アイス状に凍った雪がツルツル滑って道はとても歩きにくい状態
一歩一歩足下を確かめながら少しずつ傾斜が強くなっていく道をゆっくりと登っていきました

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アイゼンは持ってきているけど何とかこのまま行けそう・・かな
御舎利山にかけてのジグザグの登りは今回唯一の(?)急登
雪面に着いた踏跡は前日までのものを含めてもあまり人が入ってはいない様子
登山道を塞ぐ倒木にも四苦八苦・・

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遠くの方で聞こえていた鈴の音がだんだん近くなり今日はじめてのすれ違いとなりました
何だか嬉しくなって待ち構えたように「こんにちは~」
そう言ってその方のお顔を見てビックリ



今年9月の白山釈迦岳で私を先導してくれた方でした
「あまりメジャーじゃないところでお会いしますね~」
笑いながらそう言った彼と再会を喜び合いつつしばらく立ち話
彼は山頂まで行かず御舎利山直下で引き返してこられたとのことでした



またの再会を約束して再び先へと進みます
踏跡は急斜面の途中で引き返していてその先今日の先行者はいない様子
慎重にゆっくりと・・
そして久しぶりのその感覚を味わいながら御舎利山へと続くその急坂を登っていきました


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後編につづく】