霧ヶ峰&美ヶ原 半日登頂

山登りとピークハント・・




◆霧ヶ峰(車山)・きりがみね(くるまやま)・長野県・1,925m◆
                               
【行動時間 約1時間10分】
車山肩(12:55)―車山乗越(13:15)―車山(13:35)―車山肩(14:05)


◆美ヶ原(王ヶ頭)・うつくしがはら(おうがとう)・長野県・2,034m◆
                               
【行動時間  約40分】
美ヶ原高原(16:05)―王ヶ頭(16:20)(16:30)―美ヶ原高原(16:45)

                                         2008年5月18日(日) 《単独》





蓼科山からの下山後、駐車場で地図を広げていました
時刻はちょうど12時になったところ
「せっかくここまで来たのだから・・」
自宅より約5時間の道のりがそう思わせてしまうんです

(蓼科山と白樺湖)
画像


以前よりいつ登ろうかと気になっていた山がありました

今回登ることは想定していなくて事前情報は無く
帰宅の時間も気になるので
最短時間で登頂できるコースを調べます
あわよくば二山登ることをも考えていました

(車山)
画像


まずは蓼科山から近い霧ヶ峰へ
選んだコースは車山肩を起点に霧ヶ峰最高峰「車山」を目指す周回ルートです
「山と高原地図」によるとコースタイムは一周1時間20分
「駐車場で待ってるから (ごゆっくり・・)」という家族と別れひとり歩き出しました

画像


車山肩は登山道の交差点のようなところ
道標はあるけれどとりあえずコンパスで方角を確認します
道の先にはすでに目指す山頂が見えていました

画像



画像


車山湿原と平行に続く木道を車山乗越に向けて歩いていきます
緩やかな傾斜の良く整備された道
ほとんど人影の無いのもまだ茶色な風景だからかな・・

画像



(左手に蝶々深山)
画像


お花の時季にでもなれば綺麗なんだろうな
広い枯野を見渡しながらそんな風景を思い描いてみたりしました

画像


そして車山肩から歩くこと20分
コースタイムより10分早く車山乗越に到着  (別に早歩きしたワケではないのに・・)
ここには観光客の方が数人いらして
完璧登山スタイルの私はかなり浮いていました (汗

(後方に蓼科山)
画像


そこから車山山頂に向けてやっとちょっとした登りになります
静かな山腹にカラカラと響くリフトの音
相変わらず綺麗に整備された道を進むとあっという間に目的地に到着

画像



画像


「なんだか散歩に来たみたい・・」
霞んであまり遠望の効かない山頂
観光客に混じって写真を数枚撮りそのまま流れ込むように下山路へ

画像


球体と立方体が違和感漂う気象レーダーを見上げながら
広い遊歩道をのんびりと歩いていきました

画像



画像


なだらかな起伏・やさしい色彩の景色は心安らぐものがあります
くねくねと蛇行していた道がやがて直線的になったと思うと駐車場が前方に

画像


出発してから1時間ちょっとの山歩き
「空中庭園・霧ヶ峰」のことを知るにはあまりにも短い時間でした
    






時刻はまだ2時をまわったところ
考えていたもうひとつの山も最短コースを選べば何とか登れそうです
私のわがままについてきてくれる家族に感謝し  「行ってらっしゃい」と・・(汗
登山口のある美ヶ原高原へと車を走らせます
車窓から繰り広げられる美しい景色に気分は次第に高まっていきます
途中、道間違いもあったけれどなんとか制限時間内に登山口に到着

でもそこから見えていた山頂の風景に
私は急激に登る意欲を失くしてしまうのでした

画像


「登りたくないな・・」
山頂、それも百名山の頂を目前にしてそんなふうに思うのは初めてのこと
かといってここまで来て登らないわけにもいかず
重い足を引きずりながら美ヶ原最高地点「王ヶ頭」へと歩いていきました

画像



画像



画像


街の中ではほとんど目に付かないようなものでも
自然界では強すぎるほどその存在を主張します  

山頂らしき平坦なところに着くと電波塔の林を抜け
見晴らしのいいところまで歩いていきました

画像



画像



画像



画像


草原状の広い山頂はもうしばらくすると様々なお花で彩られるのでしょう
本当の「美ヶ原」の姿を見られるのはもう少し先のようです

王ヶ頭ホテルの後ろにピークを示すものがあるようでしたが
そこには立ち寄らず山頂を後にしました







「山登り」と「ピークハント」
この二つの言葉は一見同じようでいて
まったく異なった山の楽しみ方を表しているようにも思えます

今回この二つの山を少し物足りなく感じてしまったのは
お花が咲いていなかったからでも
眺望があまり良くなかったからでもなく

「道中派」の私がその「道中」を省略してしまったからであり・・

なんだかもったいなかったかな・・なんて思ったりしています
時間も無かったのでしょうがなかったのですが



やり残したことを減らすための今回の遠征だったのに
結果、ひとつ増やすハメになってしまったのでした (汗