甲斐駒ヶ岳  2,967m

白く輝く頂はまるで雪を冠ったかのような美しさでした。



◆甲斐駒ヶ岳・かいこまがたけ・長野県・2,967m◆
                     2007年9月16日(日) 《家族登山》


【行動時間 約8時間(休憩含む)】
北沢駒仙小屋キャンプ場(6:15)―仙水小屋(6:50)―仙水峠(7:30)―駒津峰(9:00)―甲斐駒ヶ岳(10:25)(10:55)―駒津峰(12:15)―仙水峠(13:20)―キャンプ場(14:20)





今朝の秋
高く澄んだ青空が遠くの山まで鮮やかに見せてくれる

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今後の予定は
甲斐駒ヶ岳を登ったあと仙水峠まで下り
その後アサヨ峰から早川尾根へ進んで早川尾根小屋にてテン泊
翌日は鳳凰三山を巡り夜叉神峠へ向けて下山・・

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・・の予定だった
昨日までは・・


小屋前の橋を渡り左へ
川沿いの道を進んでいく

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道は川を中心にして右岸を通ったり左岸を通ったり
何度か橋を渡っていった

朝日の差し込まない樹林帯はまだ薄暗い

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おいしい水が飲める仙水小屋を過ぎしばらく行くと
岩が積み重なった斜面に出る
歩きづらい場所だけれど慎重にトラバースしていく

振り返ると昨日登った仙丈ヶ岳が綺麗・・

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その岩石帯を過ぎると仙水峠に到着
そこからは
これから進む白い山肌の甲斐駒ヶ岳がすぐ近くに
そして
これから進むはずだった鳳凰三山が遠くに眺められた

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何故だろう
仙丈に登って一旦下りるというのがいけなかったのかな
最近少し疲れてたからかな

予定していたコースは時間的、体力的にも厳しい (ガイドには篤志家向き・・と)
そんなことを考えたら余計気が重くなった
甲斐駒ヶ岳の往復にとどめておくことに決めたのは昨日の夜 
テントはキャンプ場に張ったまま・・    (皆様ご期待に副えなくてスイマセン~)

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駒津峰までは直登が続く
次第に展望も開けてくるけど
さっきまでの青空はどこへいってしまったのかな・・

仙丈ヶ岳
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摩利支天
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(右手に)鳳凰山
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北岳方面
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駒津峰に荷物をデポし山頂往復されている方も多い
でもここから山頂への往復CTは2時間30分
ちょっと置いておくには長い距離のようにも思える

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鋸岳
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駒津峰から先は痩せた岩尾根となる

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六方石を過ぎてしばらくすると分岐となる
まっすぐ行くと岩場の直登コース
右に曲がれば巻き道になっている

ここはまっすぐ直登コースに向かった (後で知りましたが点線コースです・・)

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このコースは細い尾根上を急な岩場が連続している
まるで穂高のザイテングラードのようなところだ
ただし鎖などは1箇所もなく
足がかりのない大きな岩など
身長140センチほどの子供には厳しいところも何箇所かあった

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やがて傾斜は緩くなり
岩場から白い砂礫の道に変わっていく
ザレた砂地は滑って歩きにくい

花崗岩と白い砂礫が先月登った燕岳を思わせ懐かしい

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山頂は多くの人で賑わっていた
黒戸尾根方面からも続々と登山者の列

林道が開通しなかったら黒戸尾根から登るつもりだった  (この二日前に開通してます・・)
そちらの方が縦走にはよかったかもしれないな
やっぱり一旦下りたのがマズかったかも・・

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(気になる)鋸岳方面
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下山は巻き道コースを辿る
白い砂の上
一見どこを歩いても良さそうな感じだけれど
一度ペンキマークを見落とし下りられないところに行ってしまった

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直登コースと合流したあと往路を下っていく
途中雨が降り出しレインウェアを着たけれど
またすぐ青空が顔を出した
今日の空は忙しい

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仙丈ヶ岳
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仙水峠で振り返ると
「夏でも雪を冠ったような」白い甲斐駒ヶ岳が見送ってくれた
また来たいと思わせてくれるような本当に美しい山だった

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懐深い南アルプスの森
シラビソと苔が造る自然の造形美は
とても神秘的でこころ癒される
木々も苔も空気もすべてが潤った空間・・

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八ヶ岳の南沢にも似た清々しい道を下り
キャンプ場に到着
たくさんあったテントの数も半分になっていた

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穏やかな山稜が特徴の仙丈ヶ岳
ピラミダルな荒々しい山容の甲斐駒ヶ岳
峠を挟んでこれほど対照的に並ぶ山はないだろう

北アルプスに比べ交通も不便で地味なイメージの南アルプスだけれど
深く連なる山なみ
懐深い広大な森
その魅力に存分に触れられたこの二日間の山旅だった




バスの最終時刻(15:30)が迫っている
さぁ、テントをかたづけよう