御嶽山  3,067m

台風一過の晴れ間に期待。今年初めての3,000m峰です。



◆御嶽山・おんたけさん・長野県・3,067m◆

                  2007年7月16日(月) 《家族登山》



【行動時間 約6時間10分(休憩含む)】
田ノ原登山口(7:30)―八合目石室(8:40)―九合目(9:05)―王滝(9:55)―剣ヶ峰山頂(10:45)休憩(11:30)―田ノ原登山口(13:40)



前日午後8時前・・
準備は万端
あとは荷物を車に載せるだけとなった
気になっていた台風も順調に通過し
目指す近畿の山の周辺もまずまずの天候・・

でも行く前にもう一度だけ最終チェックしようかな
そう思って見たウェザーニュースはやっぱり晴れのマーク
三連休の最終日の嬉しい知らせ

でもそれは数時間前にみたものとは少し違っていた・・

さっきまでは曇りマークしかなかった中部地方に
ところどころ晴れのマークが・・
yahooの天気情報も同じだった


そうなるとやっぱりそちら方面の山に行きたい
急きょ行き先を変更することに・・
御嶽周辺の天気が良さそうだ

直前に変更することはそう珍しいことではなかったけれど
御嶽山についてはあまり知識がなかったので
それからが大変だった

アクセスルート・登山ルートの確認
それぞれの所要時間
現在の登山道などの情報収集
ネットより地形図のプリントアウト

インターネットの時代に感謝・・

あわただしい時間が過ぎ
出発したのは午後8時半
中央自動車道を経て御嶽山へと向かった



           



登山口駐車場に到着したのは午前2時半
そこにはもう十数台の車が停まっていた

すでに標高2,200mのこの場所から眺める満天の星空
あまりにはっきり見えすぎて
どこにどの星座があるかもわからないくらい・・
こんな綺麗な夜空 久しぶりに見た



           ◇◇



午前4時過ぎ
付近の物音で目が覚めた
もう出発している方もいるようだ

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子供たちはまだ目覚める気配もないので
目の前に聳える御嶽の
朝日を浴びて刻々と変化していく姿をただ眺めていた

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           ◇◇◇



ちょっと眺めすぎちゃったかな・・
時刻は7時を過ぎてしまった
子供たちを起こし
昨晩作ってきたおにぎりを急いで食べる

手早く準備をして歩き始めるけど
そのころには山は濃いガスの中・・

大きな鳥居をくぐって登山道へ

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しばらく平坦な道が続く。
道の両側には湿原があり
遊歩道が設けられているようだ

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やがて綺麗に整備された階段状の道から
岩交じりの道へ

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御嶽山は古くから信仰登山が盛んな山らしい
小さな祠が建ち並ぶ金剛童子
白装束の登山者の姿も・・

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森林限界にはすでに達しているけれど
濃いガスに包まれて展望は得られない

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ゴロゴロした溶岩の道を通っていく途中
やっとガスが引き始めた

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青い空・・
長い間見てなかったように新鮮に感じる
胸がすうっとする

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王滝頂上山荘が見えてきた
白い建物が青空に映えてとても綺麗・・

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王滝頂上と呼ぶピークからは
まるで異星の山のような岩と土だけの剣ヶ峰が見えてきた

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吹き上がる噴煙
立ち込める硫黄のにおい
この山は生きてるって実感する

植物が育たないのはこのガスのせいなのかな・・

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八丁だるみと呼ばれる剣ヶ峰と王滝のこの中間地点で休憩していた

歩いている人にはあまり分からなかったみたいだけれど
腰を下ろしている私たちにはすぐわかった

大きな横揺れ・・
体が軽く揺さぶられるような揺れは2~30秒ほど続いただろうか
山での地震なんて初めてだったけれど山が鳴るとはこのことなんだろうか
草木の無い荒涼としたこの場所では
地面が動くというより空が動いているような感覚・・

とにかく
またどこかで大変なことが起こっている・・と直感的に思った




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やがて剣ヶ峰山頂に到着
ニの池がコバルトブルーの宝石みたい・・

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しばらくガスが引くのを待っていたけど
なかなか思い通りにはいかない



親から電話がかかってきた
ここ・・携帯通じるんだ・・

聞けば中越方面でかなりひどい地震があったとのこと
こちらを心配している様子・・

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結局展望は得られないまま下山することにした

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途中で母子二人連れを追い抜いた
持ち物は・・小さなハンドバッグだけ・・
完全な「お出かけ」スタイルだ

この山はそういう軽装(というより無装備)の方が散見される
自分たちが過剰なほどの装備に思えてくるほどだ

いかに整備されているとはいえここは3,000mの山
いつも笑顔でいてくれるとは限らない


自然現象の前には人は無力だと思う
それでも
用意周到な対策と準備があれば
その被害を大きく減らすことが出来るはず・・


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下山後 
登山口にある大黒天で今日の無事のお礼を言って
駐車場に戻るとすぐカーテレビの電源を入れた






この度被害に遭われた皆様には心よりお見舞い申し上げます