荒島岳  1,524m

ブナの森で思いきり深呼吸・・。


◆荒島岳・あらしまだけ・福井県・1,524m◆
                  2007年6月10日(日) 《単独》


【行動時間 約4時間50分(休憩含む)】
勝原スキー場駐車場(7:20)―リフト終点(8:00)―シャクナゲ平(9:20)―荒島岳山頂(10:15)(10:25)―シャクナゲ平(11:05)―駐車場(12:10)




休日の早朝
空を見上げるのが日課となってしまった・・。



予報どおり
どんよりとした雨雲が空を覆っている。
淡い期待はいつも無残に打ち砕かれる。

本当なら
今日は知人のSさんと一緒に
とある山へ行く予定だった。

でも昨日からの雨
そして雷雨注意報・・

急きょ延期して頂いた。

初心者の私が
悪天候の中
山登り初めてのSさんを連れていくことに不安もあったのだけれど
それより
最初の山登りは
最高のコンディション(天候)の下で
最高に山が好きになってほしいなぁと思ったわけで・・。

でもひとりで山へ向かおうとしていることに多少罪悪感も感じているわけで・・。




山はどこも雨が降っているだろうなぁ。
展望が無いなら・・
今日は森林浴に行こう。

今では通いなれた道を
大野市方面へと向かった。


       
        



季節が変わって
スキー場もすっかり様変わり。
暖冬で雪も無く
褐色の斜面を無残にさらけ出していた斜面も
緑の絨毯がしかれ目にも鮮やか・・。

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どうしても好きになれないゲレンデの登り。
浮石だらけの急坂はとても歩きづらくて
登山口の道標を見つけると「ほっ」とする。
(これから始まりなのに・・)

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これまで降りそうで降らなかった雨も
この登山口あたりから
ポツポツ降り出した。

そしてまもなく今日の目的
美しいブナの回廊が始まる・・。

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陽光に輝くブナ林もとてもきれいだけど
雨の中
白い霧に見え隠れするブナの姿が
怖いくらい幻想的・・。

時折弱い風が吹いて森がざわめく。

ブナが呼吸している・・?

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緑のシャワーをいっぱい浴びながら
やがて「シャクナゲ平」に到着。
シャクナゲは咲いてなかったけど
もう時期が終わってしまったのかな?

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シャクナゲ平から一旦鞍部に下りた後は
荒島岳一番の急登「もちが壁」が待ち受ける。
鎖と階段の連続の道はかなりキツイ・・。

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稜線に着くと
イワカガミの群落が
あと少しの山頂までの道を華やかに彩ってくれた。

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そして誰もいない山頂。
途中ですれ違ったのはひとりだから・・
今日は私が2番目のお客さんだね。

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雲海に浮かぶ経ガ岳。

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これは何処の山かなぁ・・。

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10分ほど休憩したあと
来た道を戻った。


        
         
 



途中で登山道脇にブナの赤ちゃんが育てられていた。
この中で大人になれるのはどれくらいなんだろう・・。

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そしてあちらこちらで問題になっている
根の張り出した登山道。

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こんな雨の日でも
下山途中すれ違う登山客の意外に多いことに気づいた。
山に行って展望がないとガッカリするものだけれど
雨の時にしか味わえない
静かで幻想的な情景・・
今日はここにきて本当に良かったと思った。


そして・・


山は水と空気を作ってくれる工場
その無償の生産力に支えられている私たち
もっともっと自然を大切にしなきゃ・・
・・そう思った。




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