文殊山 365m
色彩豊かな花々、樹々の芽吹き、鳥たちのさえずり・・生命の躍動が感じられる春の里山歩きでした。
◆文殊山・もんじゅさん・福井県・365m◆
2007年4月15日(日)
《単独》
早朝の山の空気が好き。
靄に包まれた森。
朝露に濡れた葉っぱ。
何もかもが清々しく神秘的。
この空気を独り占めしたくて、
今日は朝早く出てきた。
案の定、
まだ誰も登っていないようだ・・。
南井コースより登っていく。
道は急であるけれど、
九十九折に続いていてさほど疲れは感じない。
鳥たちのさえずりのほかは何も聞こえずとても静かだ・・。
色とりどりの花を目と写真に納めつつ、
ゆっくりゆっくり登る。
「山婆の岩洞」と呼ばれる岩穴があり、
何者かが住んだ跡だといわれている。
気味が悪いので覗くのは止めておこう・・。
そして稜線上に出れば、
あちらこちらでカタクリの大群落。
まだ朝早いせいか花は開ききっていない。
でもこの規模の大きさからいって、
おそらくこの辺じゃ一番の大群落。
山頂の「大文殊」からは福井市方面の展望が良い。
白山は・・・
やっぱり霞んで見えなかった(残念)。
誰もいない静かな山頂でゆっくり展望を楽しんだあと、
帰路の大正寺コースへと向かう。
その稜線上もカタクリの大群落は続いている。
カタクリの見ごろは4月上旬頃までと聞いていたのだけれど、
この暖冬でもう花は終わっているかもしれないと思っていた。
でもなんとか、間に合ったかな。
早春の風物詩、
文殊山を華やかに彩ったカタクリももうここ2、3日で終わりだろう。
柔らかい緑が辺りを包む。
木漏れ日までもが緑色に染まっているようだ。
そして鳥たちのコーラス。
美しい声で誰の心を射止めるの?
突然背後から
「ギャー、ギャー!」
と、
甲高い鳥(?)の声。
そう、ジュラシックパークのような。
その主人公みたいに、
そぉっと後ろを振り返った。
ア、シマッタ!
この山に登った人は知恵を授けられるといわれている。
ただし、
後ろを振り返ってはいけない。
後ろを振り返れば、
知恵は授けられない。
私はいったい何度登れば、
知恵を授かるのだろう・・。
◆文殊山・もんじゅさん・福井県・365m◆
2007年4月15日(日)

早朝の山の空気が好き。
靄に包まれた森。
朝露に濡れた葉っぱ。
何もかもが清々しく神秘的。
この空気を独り占めしたくて、
今日は朝早く出てきた。
案の定、
まだ誰も登っていないようだ・・。
南井コースより登っていく。
道は急であるけれど、
九十九折に続いていてさほど疲れは感じない。
鳥たちのさえずりのほかは何も聞こえずとても静かだ・・。
色とりどりの花を目と写真に納めつつ、
ゆっくりゆっくり登る。
「山婆の岩洞」と呼ばれる岩穴があり、
何者かが住んだ跡だといわれている。
気味が悪いので覗くのは止めておこう・・。
そして稜線上に出れば、
あちらこちらでカタクリの大群落。
まだ朝早いせいか花は開ききっていない。
でもこの規模の大きさからいって、
おそらくこの辺じゃ一番の大群落。
山頂の「大文殊」からは福井市方面の展望が良い。
白山は・・・
やっぱり霞んで見えなかった(残念)。
誰もいない静かな山頂でゆっくり展望を楽しんだあと、
帰路の大正寺コースへと向かう。
その稜線上もカタクリの大群落は続いている。
カタクリの見ごろは4月上旬頃までと聞いていたのだけれど、
この暖冬でもう花は終わっているかもしれないと思っていた。
でもなんとか、間に合ったかな。
早春の風物詩、
文殊山を華やかに彩ったカタクリももうここ2、3日で終わりだろう。
柔らかい緑が辺りを包む。
木漏れ日までもが緑色に染まっているようだ。
そして鳥たちのコーラス。
美しい声で誰の心を射止めるの?
突然背後から
「ギャー、ギャー!」
と、
甲高い鳥(?)の声。
そう、ジュラシックパークのような。
その主人公みたいに、
そぉっと後ろを振り返った。
ア、シマッタ!
この山に登った人は知恵を授けられるといわれている。
ただし、
後ろを振り返ってはいけない。
後ろを振り返れば、
知恵は授けられない。
私はいったい何度登れば、
知恵を授かるのだろう・・。