後立山縦走 白馬岳

念願の北ア縦走、期待と不安が交錯するなか、やはり一度は登ってみたかったこちらから出発です。

《第一日目》

◆白馬岳・しろうまだけ・長野県・2,932m◆
                              2006年8月12日(土)曇のち雨風雷

【歩行時間 5時間45分】
猿倉駐車場(6:30)―白馬尻(7:50)―小雪渓(10:00)―村営頂上宿舎(12:15)  宿舎泊

前夜8時半に自宅を出発、
途中休憩を入れながら、午前2時半猿倉到着。
150台ほど駐車できるらしいのだが、
ほとんど満車状態、
かろうじて入口近くに止めることが出来、
ほっと一息、しばらく仮眠。。。

午前6時半駐車場を出発。
背後にはこれから挑もうとする山が聳え立っている。
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猿倉荘左にある登山口より登る。
緩やかな林道を歩き、
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木道もあったり、
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登山道脇の花を眺めながらのんびりと進む。
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ほどなく、
白馬尻荘と白馬尻小屋が建つ白馬尻に到着。
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大勢の登山客がここで休憩中 ・・・。
と思いきや、
その中に混じって 雪渓だけ見にきた観光客もちらほら。

そしてここから15分ほど登ったところで
アイゼン装着ポイントに。
祝 初アイゼン。
6月の焼岳でこれさえあったら、
あんなコワイ思いせずにすんだのに。

子供の運動靴にうまくフィットしてくれるか心配だったけど、
何とか大丈夫・・・みたい。
(登山靴とは違い、かかとの段差が無い運動靴では、ズレてしまうらしいので。)
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アリの行列の後を、
自分もアリになった気分で登っていく。
前の人のトレイルをはずさないように。
ゆっくりと。

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2時間の大雪渓登りを終え、
小雪渓も慎重にトラバースすれば、
そこはお花畑がお出迎え。

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色とりどりの花に心身ともに癒され・・・。

だがそれも束の間、
この辺りで急に雲行きがあやしくなりだし・・・
そしてそれはかすかに、だが確かに聞こえた。
あいつだ、あいつがやってきたのだ!

ゴロゴロゴロ・・・・・

あいつは激しい雨、風をお供に連れてやってきた。
レインウェアに着替える時間を与えてはくれない。

あいつはすぐに近くにやってきた。
そして私の頭上で、怒りまくっている。
いったい私が何をしたというのよ!

ここは幸せな気分に浸れるお花畑のはずなのに。

体がふっとばされそうになるのを必死で踏ん張ったり、
それより何より、
あーもう帰りたいなんて、
思うところじゃないはずなのに――――。

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そんなこんなで、
景色なんてみてるどころじゃなく、
やっとのことで頂上宿舎に到着。
この突風と雷では今日は山頂はムリと判断、
テントも止めて山荘泊りに変更した。

でもこんな中でもテント張った勇気のある方たち(?)も何組かあり、
後で聞いた話だと、
そのうちいくつかのテントが破れてしまい、
慌てて山荘に逃げ込んだ・・・ということらしい。

と、
記念する初縦走の初日からこの荒天、
そして、
何より恐れていたコトバ、
「山登りなんて、だいっきらいだ―!」
二人の子供の口からこれを聞くことになろうとは!!

山荘の窓から荒れる外を眺めながら、
明日は晴れて欲しい、
ただそれだけを願うのだった。


<第二日目につづく>